9/5 地蔵尊像(蔵王ロープウェイ)

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〜蔵王地蔵尊 説明板より〜

このお地蔵さまは、今から200余年の昔、安永四年(1775年)八月に建てられたものです。その昔、麓の東沢村の庄屋に、跡継ぎが幼くして没し育たなかったことから、男子の長命を祈願して建てられたものと伝えられております。

安山岩に刻まれ、200余年もの長い間、風雪に堪えてきたこの地蔵尊像は、全高236cm(七尺八寸)という堂々たるもので、これだけのものを、天候の激変する高い山頂に運び上げたことを思い合わせるとき、驚異と同時にいかに建立者の悲願が大きかったがしのばれます(蔵王地蔵保存会)。



〜東沢の歴史散歩道「蔵王地蔵尊」より〜

この地蔵さまは五個、台座は二個の大きな石を組み合わせて造ったもので、元文三年(1738)蔵王寺(三乗院)が発願し、妙見寺村の九兵衛が子供が授かるように施主となって造立した。造立まで37年の歳月を要した。



〜東沢郷土研究会『苅田嶺神社(蔵王神社)縁起』より〜

この石地蔵を造立するとき、地蔵の頭は上宝沢の藤吉が一人で背負い、二人の者が綱で引き、一人が後押しして山を登ったという。それで「頭藤吉」の名で後世まで言い伝えられた。この造立以前には、小さな石地蔵が祀られており、荒沢地蔵または荒沢の神として祀られておった。



〜安彦好重『山形の石碑石仏』より〜

「地蔵」の語源は、「大地、胎で自蔵する」という意味で、地蔵十輪経に「よく善根を生ずることを大地の徳のごとし」とあるように、大地の徳の擬人化であるとされている。

(蔵王地蔵尊は)たぶん近くの山中の石材(安山岩)で造ったものであろう。右手に錫杖、左手に宝珠を捧げている。面相は両眼を閉じ、口を固く結んで、風雪に堪えているようでもある。像は上体は五個の石、安座は二個の石を組み合わせて造っている。台座の左面に「安永乙未年八月吉日」、後面に「上宝沢村施主為吉、他数人の名」と、「あかし町妙、妙見村施主九兵衛などと刻まれている。この石像は風雪のため幾度か崩壊したのを修復され、現在の姿になっているといわれている。






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〜山頂駅舎内 説明板より〜

尊像の左右に、いわゆる「子地蔵群」がありますが、いつの頃からか、そのうち二体の頭部が欠損しておりましたので、一段とご利益が高まりますように、山形市の石材業石駒さんに修復依頼いたしました。様々な資料を参考にして衣装・立居などの観点から、右側は観音様、左側は不動明王ということが判明し、彫像が完成・修復されました(平成20年5月)。

参考:石駒ブログ「深沢不動 清浄比丘


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広くなった駐車場
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by zuss2 | 2014-09-05 13:09 | ちょろ吉
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